初心者のためのテニス用語解説-これだけは最低限知っておこう-

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今や世界中の人々に楽しまれているテニスですが、そのルールや用語はテニスを始める人にとっては複雑に思えることがあります。

そのため今回は、テニスの基本的な用語を解説していきます。

テニスへの理解を深める機会になればうれしいです。

テニスの超基本用語

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みなさんには恐らく説明の必要のない部分ですが、念のためテニスにおいて必須となる用語3つを上げます。

テニスラケット

ラケットはテニスプレイヤーがボールを打つために使用する道具で、ヘッド(打球面)とグリップ(握る部分)から成り立っています。

ラケットのデザインや材質は製品によって異なります。

ボール

テニスボールはテニス専用のボールです。

標準的なテニスボールは黄色いフェルトで覆われ、内部にガスが詰められています。

マッサージアイテムとしても優秀です。

コート

テニスコートはプレイヤーが試合を行う場所で、いくつかの種類のサーフェスがあります。

主なサーフェスにはハードコートクレーコートグラスコートなどがあります。

コートはシングルス(1人対1人)とダブルス(2人対2人)用に設計されています。

プレーに関する用語

ここからはもう少し専門的なプレー中のショットに関する用語を挙げていきます。

サーブ

サーブはポイントの最初に相手のサービスボックスに入れるショットです。

サーブがサービスボックスに入り、相手がリターンを返すことでポイントが始まります。

リターン

サーブに対しての返球を指します。

リターンはノーバウンドで返球してはいけないので、自陣のサービスボックスにワンバウンドしてから返します。

ボレー

ボレーはネットに近づいて相手のショットをノーバウンドで打つショットです。

ボレーはネットプレイと結びつき、攻めのショットとして使われることが多いです。

スマッシュ

スマッシュは高く上がったボールを力強く打つショットです。

スマッシュはポイントを確実に取るフィニッシュとしての役割になります。

ラリー

ラリーはプレイヤー同士がベースラインから打ち合うことを指します。

基本的に試合ではこのラリーの割合が多く、ここからボレーやスマッシュなどネットプレーに繋がります。

以上がショットについての用語になります。

次はストロークに関する用語を紹介します。

ストロークに関する用語

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フォアハンド

フォアハンドは右利きのプレイヤーの場合、ラケットで右側からボールを打つショットになります。

フォアハンドはバックハンドと比べて得意な人が多い印象があります。

バックハンド

バックハンドは右利きのプレイヤーの場合、左側からボールを打つショットです。

バックハンドには片手バックハンド(シングルバック)と両手バックハンドの2種類があります。

両手バックハンドの方が一般的です。

スライス

スライスは、ラケットをボールを上から下にスライドさせてボールにバックスピンをかけるショットです。

スライスは滞空時間が長いため、守備的なショットに使われることが多いです。

トップスピン

トップスピンはボールに上回転をかけるショットで、バウンドしたボールは高く跳ね上がります。

トップスピンはネットの高い位置を通して打てるため、ラリーではこのショットが多用されます

フラット

フラットはボールの芯を捉えた回転量の少ないショットです。

速くて強い打球を打てるため、ポイントを取りに行くときに使われるショットになります。

主に試合で使う用語

ここからは実際に試合をする時に使われる用語を説明していきます。

ゲーム

テニスの試合はゲーム単位で進行します。

0、15、30、40とポイントが進み、カウントが40の時にポイントを取るとゲームを取ることができます。

ただし、例外として互いのカウントが40-40の時は「デュース」となり、2ポイント差がつくまでゲームが続きます

ゲームポイント

ゲームポイントは、あと1ポイントでゲームを獲得できる状態を指します。

具体的には自身のポイントが40の時かデュースの後1ポイント取り、アドバンテージを獲得しているときです。

ブレークポイント

ブレークポイントは、相手のサービスゲームでリターン側がゲームポイントを持っている状態指します。

通常テニスはサービス側が有利となっているため、リターン側がゲームポイントを取った時に特別な呼び方になります。

セット

セットは通常6ゲームを先取したプレイヤーがセットを獲得できます。

ただし、セットもゲームポイントと同様、2ゲーム差以上ないと獲得できません。

タイブレーク

タイブレークは2ゲーム差がつかずにゲームカウントが6-6になった時に行われます。

7ポイントを先取したプレイヤーがセットを制しますが、タイブレークも2ポイント差がつくまで終わりません。

ダブルフォルト

サーブを2回連続失敗するとダブルフォルトになります。

ダブルフォルトをすると相手にポイントが入ります。

以上がテニスの試合に関する用語になります。

最後にテニスの大会に関する用語を説明していきます。

テニスの大会に関する用語

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最後はテニスの大会に関する用語になります。

普段テニスをする時に使うことはありませんが、テニスを観戦するときやテニスの話をする際に出てくる用語なので理解しておきましょう。

グランドスラム

グランドスラムは、4つの主要なテニスの大会を指します。

ウィンブルドン全仏オープン全米オープン全豪オープンの4つで、テニスの最高峰の大会とされています。

ATPツアー

ATPツアーは男子プロテニスの主要なツアーで、様々な大会でポイントを獲得し、獲得したポイントによってランキングがつけられます。

テニスでいう世界ランキングはこのポイントの順位になります。

最後に

以上でテニス用語の解説を終わります。

今回説明した用語がすべてではなく、他にもテニス用語が存在しています。

はじめに無理に覚える必要はないですが、分からないときはその都度確認し覚えることでコーチングを受けた際などに内容が理解しやすくなります。

では、楽しいテニスライフを!